一定期間更新がないため広告を表示しています
いつも猫達の病院への搬送や、お見合いなどで車を出して下さり、大変お世話になっております、せぱゆさん。
そのせぱゆさんが見つけてくれた可愛い女の子。
風邪症状もあり、お世話をするのが不安との事で、うしまる家でお預りする事になりました。
仮名は『パンナ』ちゃん
パンナちゃんは、ポツンと一人でうずくまっていたそうで、キャリーに入れる際にも暴れなかったとか。
抵抗する気力もなかったのでしょう。
体長などからみても生後4ヶ月くらいなのに、1.2kgしかありませんでした。
背骨もゴロゴロ、骨盤もくっきり分かるほど骨ほね。
目やにや涙が絶えず流れていたのでしょう、毛は抜けて皮膚から血が滲んでいました。
鼻もスースー、くしゃみもあります。
でも、鼻の詰まりはない様で、ご飯は物凄い勢いで食べます。
どれだけの飢餓状態が続いたのでしょう…。
当日、せぱゆさんが病院へ連れて行って下さって、ウイルス検査(陰性)、コンベニア、点眼、内服薬を出して頂きました。
自宅にでレボリューション、補液をしました。
少し怖がる素振りはしますが、抱っこするとゴロゴロのあまえっこちゃん。
常にフミフミしてます。
保護当日
一週間後
脱毛している部分の赤みは引いて来ました。
毛が生えてキレイになったら、きっと超美猫さん。
もう少ししたら、里親様を募集したいと思います。
パンナちゃんの様に、見つけてもらえて、保護治療してもらえる子は、きっとほんの僅か。
ご飯ももらえずに、空腹と寒さの中、人知れず儚く消えて行く小さな命達がどれ程存在するか…。
そんな過酷な外の世界だからこそ、増やしてはいけないと思う。
そんな想いを抱く方が増えてくれればと願う。
これから本格的な冬。
飢えと寒さに震える猫の姿は見たくない…。
今日は、暫く登場していなかった、カツオ♂とタラコ♀の事。
この二匹は、白血病キャリアです。
現在3歳半になります。
ほぼ母子感染であろうこの二匹が、元気で過ごしてくれている事は、私の自慢。
引っ越し当初は、白血病の五匹のためのお部屋でしたが、保護しなければならない猫達が増えてしまい、1日の半分しかフリーにしてあげられず、申し訳なく感じています。
同部屋には、ほとんど触れない大人猫達がそれぞれケージに入っていて、キャリア組と交代で遊ばせます。
ストレスも発症の原因の一つになるので、おもいっきり遊べる隔離出来るお部屋があれば良いのですが、それは無理な現状。
だから、フリーにした時には、極力遊んで撫でてあげます。
甘えっこで仲良しなカツオとタラコ、先に逝ってしまったワカメちゃん、テンちゃん、カンちゃん、シャムニさん、ジュラがきっとパワーを送ってくれてるね。
いつまでも元気でいて欲しい。
タラコ
カツオ
白血病は、怖い病気です。
何が怖いって、日々のグルーミングや食器の共有等で移る可能性があるから、発症してしまった場合、僅か一週間から10日ほどで壮絶な最期を迎えてしまうから。
成猫だから移らないと過信して蔓延させる前に、もっと白血病の正しい知識を身に付けるべきです。
ウイルス検査もしないで、保護し譲渡する、こんな怖い事はありません。
譲渡した先に先住猫さんが居たら?
譲渡した後にまた別の子を譲り受けたら?
病気にならなくても良い子が、壮絶な苦しみを味わい、短命で終わることになります。
その子の将来を台無しにし、飼い主さんにまで見ていられないほどの苦痛を与える事となります。
生まれながらにしてキャリアの子は致し方ない、少しでも穏やかに過ごす努力をすれば良い、でも人間の間違った知識や、意識の甘さから一匹の猫の将来を潰す事は許せない。
白血病の子の看取りは、本当に本当に辛いんです。
こんな経験は、猫にも人にもさせたくないから。
猫砂のご支援のお願いに、皆様から温かいお気持ちと共にお送り頂きました。
消耗品ですので、次々消費し、いくつあっても助かります!
お名前の記載がない物もございました。
ご連絡頂けますと有難いです。
IK様、AM様、YM様、ありがとうございました。
フードのご支援も頂戴しております。
9月29日〜本日までお送り頂いた分のご報告です。
AM様より
TY様より
とろりん様より
SM様より
SS様より
N様より
最近では、ご支援物資と言うより、救援物資に近いくらい切迫しております。
保護している猫達には、ドラマフードメインで、ウェットはほんの少しだけ、ただお外の子達には1日一回と言う事もあり、ウェットフードはたくさん消費します。
これから冬に向けて益々の食欲ですし、口の痛みがある子には、何とか手を変え品を変えてと言った感じですので、多種多様なフードは大変有難いです。
保護猫サビっこ達
風邪治療中でまだ避妊手術が出来ていないミラちゃん、スラちゃん
リリーさんも慢性的に目やにや鼻の汚れもありますが、元気にシャーシャーです。
冬を前に保護したい状態が心配な外猫さん達もたくさんおりますが、ケージの空きもなく、ケージを置く場所すら確保出来ず、心苦しいばかりです。
グレーちゃんのお尻の脱毛は、コンベニアを何度が打ち、少し改善されてはまた悪化の繰り返し、自分で舐めて悪化させてしまうので、保護してエリカラをすれば、良くなってくれるとは思うのですが…。
食欲がある事に甘えています。
レッツゴー三匹の口が痛いキントラは、数日出て来ません。
新たに現れた状態の悪い未去勢の茶白くんの影響か…。
茶白くんは、最初に現れた時に比べると、ヨダレや風邪症状が少しずつ良くなって来ています。
美味しいトロトロご飯に内服薬だけですが、毎日待っています。
数日ぶりで現れたキントラ
ご飯をあげてお世話しているお外の猫さん達は、ほとんどが7歳以上のシニア猫さん、ターニングポイントと言っても良い年齢です。
こう言った子達を優先で保護しなければならないのですが、今回保護したのは、約一歳の健康的なオス猫くん。
子猫含む親子猫情報で動いた、N地区二丁目。
サビママ、サビ娘、シャム系ママの避妊手術が完了し、茶白の子猫蓮くんも保護し里親様が決まり(後程詳しくご報告致します)、残っていたのがメス猫さんだと思っていたら若いオス猫くんだった黒猫の快くん。
こちらの快くん、触れるのです。
悩みましたが、快くんの将来を考え、保護して里親募集する事にしました。
去勢手術、ウイルス検査、ワクチンを済ませ、うしまる家へ。
最初に子猫情報をお知らせ下さいました、この地区にお住まいのNさんが、二頭分の医療費をご負担くださいまして、病院への搬送もお手伝い下さいました。
今回、ご自宅で使用しなくなった三段ケージもご提供下さいました。
ありがとうございます。
とは言っても、リリースしたメス猫さん3頭おりますので、毎日ご飯をあげに通っています。
私自身、これ以上お世話をする外猫さんを増やす訳には行きませんので、ご近所でその後の見守りを引き受けて下さる方にお願いをしたいと思います。
保護猫達も治療をしてあげたい子、最近痩せて来て検査をしたい子、根本的治療をしてあげたい外猫さん…小手先の事しか出来ずにいます。
致し方ない、ゴメン、と呟く事が増えました。
これから外猫を見るのが辛い季節、私自身も猫達も年々辛く厳しくなって来ています。
どうか暖冬であります様に…。