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今回も私の不甲斐なさから、皆様にはご心配とご負担をおかけしてしまいました。
N地区二丁目には、情報収集と猫達の状態把握のために、まめに足を運んでおります。
病院への手術の予約も毎日取れる訳ではないので、手術可能な子から順次進めてまいります。
早速にご支援下さいました、AY様、ちび子様、TA様、猫達のためにありがとうございます。
お陰様で、進める事が出来ます。
フードのご支援も頂戴致しました。
前回も大量のフードをお送り下さいましたAY様、今回もたくさんのフードをどうもありがとうございます。
『子猫は産まれても、そのうちどっか行くから』
心ない方の言葉に、辛く悲しい思いをご経験された方。
そのお気持ち、私も凄く良く分かります。
Nの丘のTY様からも、優しい気遣いのお手紙と共に、たくさんのフードをお送り頂きました。
ありがとうございます。
皆様にご迷惑とご負担をおかけしている事は、重々承知ですが猫達のために、不妊手術を終えてしっかりご飯が貰えて、少しでも平穏に暮らせる様に、引き続きご支援とご協力をお願い致します。
★ゆうちょ銀行
記号 18130
番号 29357851
『まる猫の会』
他金融機関から…
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八一八支店
普通預金
口座番号 2935785
12日は、あまり若くはないキジ白のオス猫くんの去勢手術を無事に終えました。
この日は、黒猫のメス猫さん狙いでしたが、やはりこの地区にも猫の被害を訴える方がいらして、その男性に二時間拘束され(どれだけ周りが迷惑してるかと言う話を聞かされ)、病院への搬送のリミットも迫っていたため、近くにいたオス猫くんを捕まえる事になりました。
キジ白くんは、脱水もあったためたっぷり補液をして頂き、ケンカ傷部分の膿を絞り出して洗浄して頂きました。
去勢手術、コンベニア、痛み止め込み込みの低料金にして頂いております。
ワクチンまではしてあげられませんが、せめて駆虫はとブロードラインを追加させて頂いております。
補液や傷部分の洗浄などは、病院さんのご厚意です。
内臓や状態で気になる点があれば、教えてくださいますし、外の子であろうが手を抜く事なく親身になって下さる病院さんなので、信頼をしています。
こう言った病院さんとの密な連携と信頼関係がないと、経緯の分からない外猫さんの手術は怖くて出来ません。
状態が少々心配なキジ白くん、昨日元気な姿を確認しております。
ご飯をあげようと思ったら『おっかねーオバチャンだー』と一目散に逃げて行ってしまいました。
それで良い、警戒心がないと外では生きて行けないからね。
昨日は、アパートのおじさんの所に猫達が集まっていました。
きっと毎日ご飯をあげているのは、このおじさんだけなのでしょう。
猫達は、かなり広範囲でご飯が貰えそうなお宅を回っている様ですが、どこもあげたりあげなかったり、量的にも全く足りていないから、最終的にオジサンのところに寄って来る。
アパートのおじさんSさんには、ご支援で頂戴したフードをお渡しして来ました。
最初は餌ならあるからと遠慮されていましたが、インスタントラーメンでは…(心の中でつぶやき)、ここの猫達に食べさせてくださいと、お送り頂いた物ですので是非にとお願いし受け取って頂きました。
Sさんは、痛風で仕事に行けたり行けなかったりだそうで、その痛みからか少し気分にムラがある方ですが、周りから『迷惑だから猫に餌をやるな』と言われても、あげ続けていてくれた方です。
町内でも猫の事は問題となり、管理センターに相談した過去がありました。
しかし、町内でした対策は餌やり禁止の回覧を回しただけです。
聞き込みの中でも、餌やり禁止の回覧が回ってきたから、餌やらないとおっしゃる方もチラホラ。
それでは何の解決にもならないです。
野生ではないのです。
餌をやらなければいいと安易に訴える方には、『他の町内に行けばそれで良いと言うお考えですか?他の町内だって同じ問題を抱えています。この町内で増えた猫はこの町内で解決すべきでは?』と問います。
大概お返事はありません。
それと、餌やりさんを町内で吊し上げる様な事はしないで頂きたい。
気の弱い方であれば、追い詰められ猫をどこかへ棄てて来る方もいます。
周りから色々言われ、家の中に入れる方も居るでしょう。
その時点で避妊去勢をしてくだされば良いのですが、そうでなければたちまち多頭崩壊です。
その多くは近親交配のため、弱い子が生まれます。
私が携わった多頭のMさん宅では、更なる悲劇白血病蔓延となりました。
餌やりさんに、泣かされる事は多々ありますが、逃げ道をふさぐ様な追い詰め方をしても良い結果は得られません。
協力しますから、一緒に解決しませんかのスタンスは町内会にも持って頂きたいです。
本当に被害に遭っていて、本気で解決したいのでしたら、そうすべきと思います。
私達にとっても、餌やりさんは大事な存在です。
ご飯が貰える環境であれば安心してリリースが出来ます。
このSオジサンへも言いたい事はたくさんありますが、今はこの地区の猫達の事を一番良くご存知の方ですし、協力してもらわないといけない方ですので、仲良くしておきたいと思います。
多頭のMさん宅へも差し入れを持って行きました。
避妊去勢後Mさん宅へ戻した猫は8匹でしたが、ここ一年余りで5匹が亡くなりました。
何れも白血病が原因です。
若い猫さんが、次々と苦しんであっという間に亡くなってしまいました。
その度に辛く涙したMさんを、今は責める気持ちはなく、同じ辛い経験をした同士の様な気持ちでおります。
昨年末から春にかけて完了したN地区、多頭のMさん宅も含めれば、40頭以上の猫に携わった事になりますが、そのN地区一丁目の大きな道路を挟んで二丁目となります。
今回、ご支援をお願いさせて頂きたいのは、二丁目の猫達の避妊去勢手術費用です。
猫はたくさん居るだろうなと思いながら通っていたエリア、やはりたくさんいました。
ここ数日の視察だけでも、行く度ごとに新たな猫を目にしています。
もっと早くに着手すべきでしたが、自分自身既に色んな事に限界を感じ、近くTNRからは手を引こうと考えていたところでした。
ですが、やはり外で暮らす猫達の現実を目にし、耳にしてしまうと…。
毎日通る様な場所ですから、なおさら見ないふりをして通り過ぎる事は、私には拷問の様に感じます。
もう一度だけ、猫を思って下さる皆様のお気持ちにおすがりさせて頂きたいです。
いつも同じ方々にご負担をおかけしてしまっている事にも大変心苦しく、申し訳ないのですが、どうか御無理のない範囲でご支援ご協力をお願い致します。
★ゆうちょ銀行
記号 18130
番号 29357851
『まる猫の会』
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現在までに確認出来ている頭数、メス猫5頭、オス猫3頭、性別未確認中猫1頭、うちメス猫2頭は極最近出産したばかりと思われますので、子猫の保護も考えないといけません。
11日は、とりあえず健康状態も良く、子育て中でもないメス猫さん一頭の避妊手術を無事終えました。
茶と白の、人懐っこいメス猫さん。
この子だけは、猫を飼っているお宅のお庭に居る事も多く、キャットフードが貰えている様子。
受胎も最近の出産もなく、無事に手術を終えました。
どこの現場もそうですが、足を運べば運ぶほど新たな猫を発見する事となり、当初の予定より遥かに頭数も予算も時間も上回る事になります。
出産したばかりのお母さん猫もおりますし、短期間では終わらない現場と覚悟をしております。
このエリアには、決まった餌やりさんがいる訳ではなく、何人かの方が庭先に来た猫に僅かなご飯を与えている様です。
その量も足りなければ、ほとんどの方がキャットフードではなく、パンくずやチクワやインスタントラーメン…。
鳩ぽっぽや雀に餌付けするかの様に、地面にポイポイっと。
古い住宅やアパートが密集した昔ながらの住宅地、ご高齢の方も多く、猫が居てもあまり気にしないが、自宅敷地内で猫が出産したと分ければ、何の躊躇もなく川に棄てたり行政に持ち込む方々。
猫にわざわざキャットフードを買って来て食べさせると言う感覚は持ち合わせていない。
余り物があれば与えるかな程度。
実際に、お話を伺ったお宅の方からは、川にへその緒が付いた子猫が棄てられてたとか、あそこで首を噛まれて死んでた子猫がいたとか…だからと言って何かをしようとは全く考えてはいない。
『野良猫だから仕方ない』
で納得されている様です。
今のところ、強力な猫嫌いの方には出会っていないのですが、やはり過去にはやり過ぎではないかと思う様な猫対策をしていた方もいて、一気に頭数が減るといった事があったそうです。
この時期、猫はたくさん食べてふっくらしていなければならないのに、このエリアの猫達は痩せている子が多く、私が差し出したご飯を唸りながらがっつきます。
出産し子育て中のお母さん猫は勿論、他の子達も少しでも良い状態で手術を受けさせたいので、フードの差し入れをしたいと思います。
ここ数日内に出産したと思われる若いメス猫さん。
10歳近いオス猫くん
川を渡ってくると言うオス猫くん
まだ若そうなアメショー柄の入ったオス猫くん
風邪症状があるので、少し投薬をしてから手術をしたい生後半年くらいのメス猫さん
まだ情報が少ない黒メスさん
黒メスさんの子供らしき、生後4〜5ヶ月クラスの子猫、性別未確認
アパートに住むおじさん宅で、一週間ほど前に5匹の子猫を産んだが、2匹は既に亡くなっていて、残り3匹はお母さん猫がくわえて外に連れて行ったとか。
どこかで子育て中と思われるメス猫さん。
下には茹でたインスタントラーメン。
おじさんは、お留守だったので、片付けてキャットフードをあげました。
飼い猫と思われる、首輪をしたふっくらムチムチの猫さんも…。
昨日夕方4時半頃、めんこいツッチーは永眠致しました。
推定8歳
小刻みな痙攣は、長い時間続きましたが、あまり苦しまず静かに逝けたと思います。
全くご飯を受け付けなくなって、寝たままオシッコをしたのは、僅か2日ほどでした。
それまでは、フラフラとよろけながら、自力でトイレをしていましたし、少量ですがご飯も食べてくれました。
最後まで目に力がありました。
保護した時からヘマトは12前後、造血剤を使用しても20弱、口内炎と歯肉炎、腎臓の数値も悪化…この状態で立って歩いている事、食べている事がキセキでした。
ツッチーは、震災の年の秋に初めてご飯場所に現れ、徐々に前住まいに常駐する様になり、去勢手術をしました。
同時期に現れたチビタ様に御世話になっているショボくんとも仲良しでしたし、シャム吉くんともピタリと寄り添っていました。
引っ越しを機にシャム吉くんと共に保護した子です。
この頃には既にエイズ発症の兆しがあったのでしょう。
治療が遅すぎました。
保護当初は全く触れず、シャーシャー言ってましたが、直ぐに本来の甘えっこな性格が出て来て、それからは気付くと常に私の側にいてくれました。
鳴きもせず気配もしないので、何度踏みそうになったか…。
他の猫達にも嫌われず、空気の様な存在でした。
めんこいツッチー、病気知らずの健康な体で帰っておいで。
ツッチーをカワイイと言って下さった方、ご心配下さった方、皆様に感謝しております。
ありがとうございました。
9月は、お陰様で『うしまるも歩けばシリーズ』6月保護のロナちゃん、ロイムくん、ニシくんの避妊去勢手術を完了する事が出来ました。
里親募集中の子達にも、チラホラお声掛け頂いているのですが、なかなかご縁に辿り着けずにおります。
諦めず、それぞれの個性を理解して下さる良きご縁を待ちたいと思います。
そして、昨日から食欲廃絶となり今は立つ事も出来なくなってしまったツッチー。
残された時間は僅かとは思いますが、ただ側に居ることしか出来ませんが、たくさん撫でてあげたいと思います。
☆収入合計 ¥51000
★支出合計 ¥157333
内訳
・医療費 ¥60064
・その他 ¥97269
内外フード、猫砂、消臭水、おもちゃ、またたび等。
自己負担金 ¥106333
ご支援金をご送金、お振り込み下さいましたチビ子様、TY様、KM様、AM様、KI様、YF様、AY様、猫達のために本当にありがとうございました。
同月に何度もご支援下さった方、ご支援物資とご支援金を両方お送り下さった方、温かいコメントやお手紙を下さった方、皆様に感謝しております。
日々大変な思いで、たくさんの猫達を救って下さっているゴンママさんや、近藤さんを応援して下さっているご支援者様に、こちらの猫達も助けて頂いております。
ありがとうございます。
現在、あちらにもこちらにもどうにかしなければ思う猫達がおりますが、もうとっくに限界が来ている自分には、何とも出来ず出るのはため息ばかりです。
見ても聞いても動けないと言うのは、辛いですね。