18日に保護したキジ白のガリガリくん。
たくさん食べたいとのご要望にお応えして食べさせ過ぎて、ちょっと軟便になってしまいましたが、現在は回復しております。
飢餓状態にあったのでしょう。
出されたものは文句も言わず食べてくれていましたが、最近は必ずきちんとご飯が出てくる事を学習し、食への拘り好き嫌いが出て来ました。
そのガリガリくんの仮名もぐる君は、スペース的に白血病チームと同部屋になりますが、ワクチン未接種ですし、接触を避けるためケージ生活。
白血病チームと交代でフリーにする事もありますが、基本ケージ生活をしてもらっています。
食が満たされ、足のケガも回復してきたもぐる君、未去勢のオス独特の鳴き声で鳴く様になり、そのストレスからか尻尾の毛を自分で抜いてしまう様になってしまったので、27日去勢手術をさせて頂きました。
もう少し太ってワクチン接種をしてから去勢をしたかったんですが。
手術可能かどうか獣医師に相談し、必要な検査をして頂いてから判断して頂きました。
少し貧血はありましたが、手術可能な範囲との事でした。
手術は無事に終了し、現在も元気にしています。
もう1つ気がかりだったもぐる君の症状。
ケガで脱毛した後ろ足にはうぶ毛が生えて来ていますが、他の部分に脱毛が見られる様になりました。
前足の内側や胸の辺り。
真菌を心配しましたが、真菌ではなく、ケガを負って化膿し動けず、じっと同じ体勢でいた事から圧がかかり、飢餓状態も続いたため免疫力が下がっての脱毛との事でした。
確かに箱座りして圧がかかる部分が脱毛しています。
真菌が原因の脱毛は、足先だったり顔や頭などに円形の脱毛が見られ、皮膚にかさぶたが出来たりカサカサしたイメージがあります。
真菌であれば、他の猫や人間にも移ってしまいますので、先ずは一安心。
もぐる君の貧血と脱毛は、ご飯をしっかり食べて体調が回復してくれば回復完治してくれる事と思います。
もぐる君は、まだ慣れない環境で戸惑っている様子ですが、他の猫に威嚇する事なく、最近ではオモチャで遊ぶ心の余裕が出て来ました。
獣医師によると、推定年齢7〜10歳との事ですが、まだまだ遊び心を持ったおじさん猫です。
今後の予定としては、もう少し様子をみて再検査の後ワクチン接種をしたいと思います。
もぐる君を保護した場所は、一昨年いつもお世話になっておりますせぱゆさん発信で、近藤さん(勝手にリンク貼っちゃいました、事後報告)の後押しがあり、皆様からのご支援のお陰でTNR完了出来たT公園です。
広大な公園、日中は人通りがあっても夜は真っ暗。
ハクビシンや他野生動物もいる場合です。
遺棄されやすい場所ですし、ケンカの相手が猫とは限らないです。
そしてこの場所は、首を切断された猫の遺体が発見された場所でもあります…。
こんな物騒な場所でも、猫達は健気に日々一生懸命生きている。
保護する事が正しく、最良の選択だとは思うが、自分が出来る事は残念ながら限られている。
私が毎日お世話している猫達の中にも、保護して里親募集をしてあげたい猫はいる。
施設に入られたお婆ちゃんが可愛がっていたロシアン系の小柄なグレーちゃん。
お婆ちゃんのお宅の庭で、私がご飯やりに行くのを待っていたのですが、最近ではデカイロシアン系のオス猫くんを怖がり、別の場所で待っている様になりました。
すっかり触れて抱っこも出来るので、保護したいのですが。
デカイロシアンくんは、去勢して一年近くにもなるのに、他の猫を追ってしまい、みんな怖がってご飯を食べていても落ち着かない。
デカイロシアンくんも、公園の大柄なローダも、一頭飼いなら問題のない子達なのだろうけど、保護は難しい。
26日は、昨年秋に引っ越ししてから5頭目となるご近所猫のTNR完了。
数日前から、何やら騒がしかったのは、このイケメンシャム系くんが現れたから。
まだ一歳くらいのキレイなシャム系男子。
付近に居着いて触れる様になれば、里親募集も考えたい。
25日は、ちょっと心配な子が現れました。
白黒ボブくん、ムチムチ茶白のトムくん、パステル系のイブ三毛ちゃんの場所に初めて現れた中猫サビちゃん。
このサビちゃんの右側のお腹にガムテープみたいなものがくっついていた。
偶然なのか、故意なのか…。
直ぐに捕まえて剥がしてあげたかったけど、触れないし自宅に戻って捕獲器を取りに行くには時間がかかる。
お腹が空いている様だったので、この日はたっぷりご飯をあげて観察。
チラッと見えた乳首がピンク色だったので、出産直後の可能性もあり、ガムテープを剥がすために捕獲するなら対応してくれる病院の診察時間でないとならないし、授乳中であれば短時間で戻してあげないといけない。
次また出て来てくれる事を願うしかない。
メス猫さんは、オス猫くんと違いご飯が貰える環境であればあまり移動する事はないですが、出産前後のメス猫さんは普段の倍のカロリーが必要なため、食べるためにリスクがあっても少し遠出をする事がある。
とにかくまた現れてくれるまで待つしかない。