一昨日は、フリ君とラグ君の検査のため病院へ。
ラグ君は機嫌が悪く、かなり抵抗しましたが、何とかトング二本使いで洗濯ネットに入れキャリーへ。
今回も怖くてお漏らしをしました。
ラグ君、造血剤を打っているため暫くステロイドをお休みしていましたが、痒みから皮膚病も悪化、奥歯二本の抜歯の効果もなく、最近ではまた血液混じりの練っとりしたヨダレが出て、痛みから食欲も落ちていましたから、体重も前回の3kgから2.85kgにまで減ってしまいました。
血液検査の結果も前回より悪化していましたので、獣医師の判断でコンベニア、ステロイド、造血剤を注射する事となりました。
本来ならステロイドと造血剤は一緒に使用しない方が良いのでしょうが、皮膚病の悪化を見ての判断でした。
皮膚病の痒みを抑えるためと、口の痛みを和らげるためのステロイドとコンベニア。
貧血を改善するための造血剤。
造血剤の注射は週一回になりました。
痩せてサイズが合わなくなってしまったラグ君用に病院で一番小さいサイズのエリザベスカラーを購入。
帰宅後やはり錠剤のステロイドより注射の方が即効性がある様で、首を傾げて痛がる様子もなくご飯を食べてくれています。
一方、明と暗の明の方のフリ君。
すんなりキャリーに入れる事も出来、三週間前に遂に体重が3kg丁度になっていたフリ君。
今回体重は3.05kgほぼ横這いですが、血液検査の結果が前回より更に改善されていて、貧血もビリルビンの値も良好です。
下痢は続いていますが、3kgはある意味ボーダーラインなのか、あれやだこれやだと言いながらも食欲はある様です。
一番驚いたのは、みんながオモチャで遊んでいるのを見て、フリ君も遊びたがった事。
病気で痛みや苦しさがある子は、オモチャには反応しません。
それどころではないですし、そんな心の余裕などないからです。
この二匹の明暗は、人を怖がるか怖がらないか、触れるか触れないか、それによってストレスの度合いも違うのだと思います。
こちらは治療と思っていても、人間を怖がる子にとっては嫌な事をされている…と感じているのかも知れませんね、複雑です。
一昨日は、家に来て丁度一年になるポポ君をワクチンにと思ったのですが…断念。
ポポ君は、何かとお騒がせのTさんの住まいがあったU町の子。
Tさんが避妊せずに庭でご飯をあげていたメス猫さん目当てで居ついた猫。
何度か発情を繰り返した結果、分泌物で尻尾が腐り断尾手術をした子です。
何の因果か、その時にTさんが大変お世話になったのがゴンママさんです。
別の団体からの相談で、苦情の出ていたTさん宅の庭猫さんの避妊や治療の立て替えから病院への搬送から、全ての事をして頂きました。
ポポ君は、暫く入院生活を送った後リリース予定でしたが、Tさんはポポ君にご飯をあげるつもりはなかった事もあり、私が慣らして里親募集をしたいと申し出たのです…が、一年経っても触れずケージから出ようともせずでした。
ゴンママさんも『向かって来る子だよ、大丈夫?』とご心配下さいました。
でも今は家に来てもらった事を後悔はしていません。
ポポ君を保護したTさん宅(借家)も取り壊しになりお引っ越しされましたからね。
さて、シャーシャーカッカッのポポ君を何とかケージの中で洗濯ネットに入れたものの、恐怖から脱糞してしまい(軟便)、お迎えの時間も迫っていたため今回は断念しましたが、また近々トライしようと思います。
ワクチンを打っておかないと、容易には触れないポポ君が体調を崩したら大変です。
現在ご飯やりをしている各スポットにオス猫が流れて来ています。
毎シーズンの事ですが、今回は特に頭数が多いです。
来週二軒の病院へは予約を入れています。
外猫料金でしてくださる病院は少なく、今回仙台獣医師会の助成金も一つの病院で40頭まで、皆さん良心的な料金でしてくださる病院へ集中するので、既に助成金の枠は残っていませんでした。
公園の白黒君。
黒い涙を流しているので、投薬を続けていますが来週早々に去勢をと思っています。
幸い毎日ご飯を待っていてくれるので、同じ時間帯に毎日出て来てくれる子は捕まえやすいです。
チーママやちびトラを執拗に追うローダが、白黒君の事は気にしつつも追わない。
何とも不思議。
お陰さまで新入りの避妊去勢が終わった駐車場。
エイズ陽性だったチョンタ君も、陰性だったベレー君も元気でご飯を食べに来ています。
お腹が大きかった三毛ちゃんはまだ姿を確認出来ていませんが、もともと年に一、二回しか見かけなかった子。
きっとご飯が貰える環境にあるのでしょう。
駐車場はいったい何匹不妊手術をしたのだろう…と改めて思い返してみましたが、黒ちゃん、三毛ちゃん、ミケミケ、姫ちゃん、メメちゃん、ロシアン、マリア、ちーちゃん、クーン、まーくん、ドロンママ、コア君、トラ吉、ハチ君、茶白君、黒助、ビック、デカ黒、チョンタ、ベレー君、三毛ママ…たぶんこれくらい。
そのうちマー君、ちーちゃん、マリア、クーンには里親様が決まり、ロシアンは交通事故でなくなりました。
最近めっきり白黒が増えたね、メメちゃん。
先日去勢をさせて頂いたチョンタ君も、昨年末避妊させて頂いたイヴ三毛ちゃんもご飯を待っています。
ここには白黒のハナママだけだったのですが…。
みーちゃん&キントラの場所にも新入り君。
淡い色の茶トラと白多めの茶白君。
毎晩コア君を探し、一度だけ見かけた場所近くの公園にマタタビを撒いた結果、こちらにも警戒心の強い茶白が…。
写真は撮れず。
マタタビに喜んでいるのは、家の周りにいるショボ君とツッチー、ご飯を食べに来るほーちゃんとシャム君。
こちらはシャム君とツッチー。
マタタビに気持ちよーくなっているツッチー。
コア君は姿もない…。
今回の医療費合計¥14342(フリ君の輸液パック二個込み)でした。
フリ君には毎日点滴をしていますが、これがかなりフリ君の体調維持には欠かせないものとなっています。
皆様の猫を想ってくださるお気持ちに支えられております。
有難うございます。