ラグ君を外で見守って行く事を一度は決断したものの、なかなか踏ん切りがつかずに今現在も家で保護しています。
今後の事はともかく、今の状態を少しでも回復させてからと思いました。
今日は、一回目のステロイドの注射と抗生剤のコンベニアを打ってから三週間が経過しましたので、再診に行ってきました。
一週間程前からエリザベスカラーを付けて舐めない様にしたので、カサブタが出来て来ましたが、ケージ等に触れたり後ろ脚で引っ掻いたりで、そのカサブタが脆くも剥げ落ちて血が滲み出ます。
先生も思っていたより回復が遅いとおっしゃっていました。
今日も引き続きステロイドとコンベニアを打って頂き、また三週間後の状態をみて判断して頂きます。
今日はずっと心配だったエイズ白血病の検査もして、幸いな事にどちらも陰性でした。
こんな稀で過酷な皮膚病を抱えたうえにエイズや白血病が陽性だったらと、心配でなりませんでしたから、本当に安堵しました。
ラグ君はずっとケージの中で生活していましたが、最近では恐る恐るケージから出て高い場所で休んだりしています。
ただかなり臆病な子で、私が動くと慌ててケージの中にダッシュします。
馴れない猫はいないでしょうが、その時間には個人差がありますし、その間に受けたストレスで病気になってしまう子もいると思います。
今考えれば、うしおやまめ男もストレスが病気の要因の一つになった事は確かです。
狭い空間に相性が良い悪いに関わらず強制的に共同生活を強いられる訳ですから、無理もありません。
以前の自分なら、そんな事も考えず後先考えずに保護し家においたでしょうが、今はなかなか決められません。
生き物を相手にしている事、しかもそれぞれの個性や生い立ちがある事を改めて実感させられています。