スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
ローダ完治
2012071718450000.jpg
去勢前は生傷が絶えなかったローダですが、今ではかなり穏やかになり、新たな傷は増えていません。

最近は、餌場を公園から三毛黒ちゃん、姫メメちゃん達の居る場所に移し、毎日私が行くのを待っててくれます。

顔の傷は思いの外深く、長期の投薬治療になりましたが、治って良かった。

ホルモンバランスも変わり、以前にも増して食欲旺盛で、いつも大きい缶詰2缶をペロリと平らげます。

最近のサウナ状態の気候にも負けず、食欲があると言うのは嬉しい事です。

2012072518200001.jpg
| - | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
タンタン
2012070322320000.jpg

2012070322320001.jpg
| - | 20:31 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
タンタンが亡くなりました。
今月5日、予定通り手術が行われる事になり、お昼前に病院へ連れて行きました。

先生からいくつかの説明を受け、私達は手術が終わった頃にまた来る事にして、一旦帰宅しました。

直ぐに手術が行われる訳ではなく、保護してから二週間程経過しているので、再度レントゲンや血液検査、尿検査等をして頂き手術が始まったのは午後2時半頃だったそうです。
当初先生は、1時間半くらいの手術を予定していたそうですが、結局他の病院からも一人獣医師の応援をお願いし、5時間半の大手術になりました。

病院からの連絡がない事にしびれをきらし、不安を抱えながら私達が病院に到着したのが夜7時、それから待つこと1時間ようやく手術が終わり、術後レントゲンを撮り終え、まだ麻酔で朦朧としているタンタンの姿に会えました。

先生のお話では、一ヵ所の大きな骨折部分が二週間前よりも更に内臓側に僅かではありますが入り込んでいた事や、反対側の骨盤の脱臼があった事や、骨と骨のつなぎめの小さな骨が神経に触れているので切除した事等、予想外の大手術になった経緯について説明を受けました。

しかし何とかタンタンも大変な手術に耐えてくれて、本当に安堵しました。

先生も長時間の手術のため疲労困憊のご様子でしたから、翌日お見舞いに来る事を約束し、タンタンに声をかけその日はそれで帰る事にし、まだ途中になっていたご飯やりを終え帰宅しました。

翌日朝8時半、病院からの電話に一瞬嫌な予感がよぎり、恐る恐る出ると…。
『朝早めに来てみたら、タンタンの息がありませんでした』と先生からの一言に愕然とし、その後何を話したかもあまり覚えていません。

とにかく知人にも連絡をと思いましたが、自分の気持ちを落ち着かせるまでに時間がかかり…。

やっと連絡する事が出来、パニックになった頭で何とか、発泡スチロールと保冷剤を持参し、病院へ駆け付けました。

そこにタンタンはいました。
病院のスタッフさん達がキレイにして下さって、お花も添えて頂いて…。

涙が溢れるのを必死でこらえ、先生の説明を受けたのですが、先生も何が原因で死に至ったのかわからないとおっしゃっていました。
手術前の血液検査で、二週間前より白血球の数値が高くなっていた事や貧血、あれだけ食べていたのに800gも体重が減少していた事等、心配な事はあったのですが、手術を乗りきれない程の数値ではないと判断し挑んでくださったのだと思いますし、亡くなった後も原因を調べるため残ったタンタンの血液を使って別の血液検査もして下さったそうですが、やはりこれと言って原因は掴めませんでした。

先生は私達に謝って下さいました。

術後に病院で亡くなった子は初めての経験ですが、明らかな医療ミスでもない限り、謝る先生はいないと思います。

それはこの先生のお人柄だと思います。

私は先生に、『謝らないで下さい、先生がタンタンのために最善を尽くして下さった事は十分に分かっていますし、他の病院では受けさせる事の出来ない手術をして下さって感謝しています』とお伝えしました。


タンタンを連れて帰って来ました。


私はタンタンが亡くなってからずっと自分を責めていました。

リスクはあっても受けさせなければならない手術であった事、これを乗り越えなければと言う思い、タンタンが元気になって歩ける様になる…それだけを信じ強く強く願って決断した手術でした。
良くなる事しか考えていませんでした。


しかし、タンタンの事故の衝撃と精神的ショックは、私の想像を遥かに越えるものだったのでしょう。

タンタンはすごく物凄く頑張って私達の気持ちに応えてくれました。

そんなタンタンに、結果私は更なる耐え難い苦痛だけを与えてしまったのではないか…。

でもあのままでは…。

そんな思いが交互にやって来て、未だ何がどうする事がタンタンにとって最善だったのか答えを出せずにいます。
これはきっとタンタンにしか分からない事なのでしょうね。

だから考える事をやめました。


ただ、タンタンが事故に遭い手術をしその後亡くなった事実だけは変わりません。

私は亡くなった子の写真を撮る事はしませんでしたが、あえて撮らせて頂きました。
それは、この様な辛い思いをする猫も人間も増やしたくないからです。

タンタンは外暮らしの猫だから関係ないと思わずに、飼い猫であっても飼い主のちょっとした不注意でこうなる事も有り得るのだと、思って頂けたらと思います。


今回のタンタンの事では、本当にたくさんの方に助けられお世話になりました。
タンタンを二週間預かって下さった知人、良心的な金額で手術を引き受けて下さった病院の先生他スタッフの皆さん、手術に必要な機材を貸して下さった病院様、応援に駆け付けて下さった獣医師、ブログでタンタンの事を知り多大なるご支援と力を下さった小西ご夫妻、タンタンの事を心配して下さった皆様…本当にありがとうございました。

私一人では何も出来ずもっと辛い目にあわせていたかも知れません。

本当にありがとうございました。

2012070612030000.jpg
手術前日、日に日に慣れ顔もだいぶ穏やかな表情に変わり、撫でるとゴロゴロと喉を鳴らし、顎を上げて催促をする程でした。


亡くなってからも左右両側の縫い目からは微量ながら出血がありました。


もし、皆様のお知り合いに安易な考えで飼い猫を外に出している方がいらしたら、是非タンタンの事をお話してあげて下さい。


それと、もう一つ皆様には辛いご報告があります。

低体温で病院に運ばれた子猫ですが、それから一週間後に体温も戻らず息を引き取ったそうです。

子猫を拾った若いカップルは、私が子猫をさすったりその場に居合わせた皆が病院探しをしている時に、俺帰ろうかなとか、どっかに置いて来ようかなと言っていたので、その後の子猫の事が心配でしたが、一週間きちんとお世話して看取ってあげたそうで、少し安心しました。
子猫が亡くなった事は残念ですが、その若いカップルは周りの大人達の子猫の命を救いたいと言う思いと行動力に良い影響を受けた事は確かです。

だからこそ、きちんとお世話して助けたいと言う気持ちが強くなったのだと思います。


今の日本の教育を映し出している様でした。

大人がきちんとどんな小さな命でも邪見に扱わず尊重する態度を子供達に見せていれば、子供達だって命を粗末に扱う事はないでしょう。

逆に、野良猫だからと言う理由だけで虐めたり邪魔者扱いすれば結果、子供達もそうなって当たり前です。
そうなってからでは遅いのに、いつ気がつくのでしょうか…。
| - | 14:06 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
骨盤骨折 No.2
2011091817200000.jpg
翌日、車で40分程の距離がある別の病院でタンタンを診てもらいました。


血液検査の結果は前日の物を持参していましたが、レントゲンは借りる事が出来ませんでしたので、新たに頭部を含め6枚撮って頂きました。

タンタンは、ご飯を一切摂ろうとしなかったため、顎の骨を確認するためにも頭部のレントゲンは必要でした。
幸い異常はありませんでしたから、その時点で食事を摂らない原因は痛みか緊張、黄疸が出ていて事故後保護するまで3.4日は飲まず食わずだったでしょうから、脂肪肝の疑いもありましたが、取りあえず痛み止を注射してもらい様子をみる事にしました。

その後、7日目でやっと僅かですが自ら食事を摂る様になりました。その間はa/d缶や電解質サポートを強制給餌していました。


もう1つ気がかりだったのは、タンタンのオシッコです。
オシッコの色が、まるでイソジンの様にかなり濃い茶色です。
あんなオシッコの色を見たのは初めてです。
血尿でした。

タンタンの黒い汚れと異臭は血尿が原因でした。
立つ事も出来ず、横になったまましていたのでしょう。
そのアンモニア臭でハエが寄って来て、タンタンの肛門や足にはウジ虫がついていました。

病院の先生のご厚意で、鎮静剤が効いている間にウジ虫を落とし洗って下さいました。

血尿ですが、腎臓や尿路系に何かしらダメージを受けた事は確かですが、オシッコが出ている事やレントゲンの結果からも腎臓の破裂はないとの事でした。

タンタンのオシッコは4日目には通常の色に戻りました。


そしてもう1つ、排便が出来るかどうかの問題。
骨折の影響で排便しにくくなっていると思われましたので、出しやすくするための潤滑剤の様な物を毎日飲ませ、3日後にやっと出てその後は毎日出ています。

本題の骨折の手術ですが、ここで問題になって来るのは費用です。
手術をしないで自然治癒させれば、お金はかからないかも知れませんが、骨がどんな形でくっつくか分からないので、一生便秘で悩まされる事になる可能性もありますし、足が持ち上がらないままですと、何れ壊死し断脚をしなければならないかも知れません。

勿論手術はした方が良いです。

ただ、単純に足を骨折しただけなら10万円程度の費用なのでしょうが、臓器が詰まっている骨盤しかも三ヵ所となると、装着する器具の質にもよるでしょうが、20〜30万円かかります。

既に検査やレントゲン等で6万円はかかっていますから、私も知人も簡単には決断出来ませんでした。

その病院は、ある方からの紹介で初めて伺った病院です。
こちらの先生はまだ若く、開業して三年程ですが、管理センターに骨折等で運ばれる犬や猫の手術を進んで引き受けている病院です。
ベテランの獣医師に比べたらまだまだ経験不足なのでしょうが、色んな症例を扱って経験を積み、腕を磨いている最中と言ったところでしょうか。

管理センターにも獣医師は居ますが、手術に必要な設備が整っていないので、手術が必要な場合にはかなりの低料金で引き受けてくれる病院をいくつか確保しているのだと思います。


先生に、ダメもとでこちらの事情をお話したところ、よく理解して下さって通常よりかなり良心的な料金で手術を引き受けて下さいました。

特殊な機材等も必要なため、手術日は今月5日頃の予定です。


タンタンはまだ威嚇はしますが、日に日に慣れて今は私の膝の上で大人しくご飯を食べてくれるまでになりました。

尿意も便意もあるので、高さ2センチ程の低いトレーにキチンとトイレをしてくれます。


今はただ、手術が無事に済み何とか歩ける様になってくれればと祈るばかりです。


ここ数日は、本当に色んな事が次々と起こり、まだまだ落ち着けません。
三ヵ所で子猫の目撃情報があります。
みんな一匹で行動していて別々の猫です。
私も三毛黒ちゃんの場所の猫ハウスから飛び出した長毛の子猫を見ましたが、素早く逃げそれから会えていません。
おそらく生後1ヵ月半くらい。
今は将来の健康状態を左右する程大切な時期なのに、たった一匹だけで…。
カラスに襲われてもおかしくない小ささです。

今私もいっぱいいっぱいで、何ともならない状況ですが、次にあの子猫に会えたら保護したいと思います。

写真左がタンタンです。
やっと姿を見せてくれ始めた生後4ヵ月の頃。
| - | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

CALENDAR

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2012 >>

SPONSORED LINKS

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

MOBILE

qrcode

LINKS

PROFILE

SEARCH