今回のうしおの事では皆様にご心配をおかけし、また温かい励ましのお言葉も頂きまして本当に感謝しております。
ありがとうございます。
うしおは13日から6日間入院し19日に退院して来ました。
回復して退院したと言う訳ではなく、6日間の入院中左腕に3日次に右腕に3日静脈点滴を流し続け、一旦僅かに下がったBUNの値も最終日の検査でまた元に戻ってしまい、リンの値も高くかなりの貧血状態です。
自ら食事を摂る事はなくコバルジンを加えたリーナルケア(腎不全用の流動食)を与えていましたが、点滴の量に対してオシッコの量が少なく、体重は増えてしまいお腹に水が溜まり始めました。
このまま静脈点滴を続けても体外に排出されず肺に水が溜まってしまっては危険なので、一日一回の皮下点滴に切り替えました。
利尿剤をいれても腎臓が殆ど機能していないうしおには、あまり効果は望めません。
今は毎日皮下点滴のため通院していますが、幸いオシッコも数回出ていて、急激な体重の増加はないので、まだ何とか凌げていますが、一日一日どう変化していくか予断を許さない状況です。
オシッコが出なくなってしまう可能性も、貧血から来る痙攣を起こす可能性もあります。
入院当日医師からは覚悟をしておく様言われています。
それは今も変わりません。
今うしおは一日の殆どを横になって過ごしていますが、自力でトイレにも行けますし、そんなに高くない場所ならジャンプも出来ます。
しかし日に日にその動きは鈍くなって来ているのも確かです。
そんなうしおと一秒たりとも離れたくないとは思うのですが、外猫達もお腹を空かせ待っているのでそうもいきません。
そして今回不思議な事に、うしお以外の5匹の同居猫が一斉に食欲不振、下痢、嘔吐をし色んな検査をしましたが原因が分からないのです。
幸いな事にその症状は1匹を残し、他の4匹は3日程度で治まったのですが…。
何とも不思議です。
うしおの近況に関しては、次いつ皆様にご報告出来るか分かりませんが、ご心配して下さっている方々のためにも私の精神状態が落ち着いた時にまた書かせて頂きます。
写真はうしおが入院中私が面会に行くと、嬉しさを全身で表現してくれて何度も何度も寝返りを打ちお腹を見せて甘えて来てくれ、頭を撫でると力強く私の手を押し上げる様にスリスリしてくれた時の写真です。
うしおが心配するので、うしおの前では泣かないと決めていたのですが、早く家に帰りたいと全身で訴えて来るうしおを見ているとついホロリと来てしまいました。